続きです。今回は本番当日です。

当日朝

前日夜からしっかり眠ることは出来たでしょうか?朝の目覚めはどうでしょうか?

普段と同じように、本番当日だからといって気にせずに、という方が良い方もいますが、今日は本番だ!と自分を鼓舞する方が良い方、個性もありますが、本番に対して自分の思い入れがどれくらいあるか、に寄ります。

前日晩にしっかり自己肯定感を上げられた人、アファメーション出来た人は自信を持って気持ち良く朝を迎えられたと思います。

あとは、本番に向けて想定外のことが起こらないように段取りを踏んで、余裕を持って行動することです。会場へ向かう時間、渋滞や人込みラッシュを想定想定した身だしなみ。会場には時間、気持ち、振る舞いに余裕を持って臨みたいですね。周りの人を見るとやけに余裕ありそうに見えて自分が不安になることはないですか?昇格試験は大抵合格できる人数は決まっているので周りはライバルです。嫌らしい話、周りを蹴落としてでも自分が這い上がらなくてはいけません。

発表

自分が発表する番になりました。ここまで来たらジタバタしてもしかたありません。練習でやったことをここで再現するだけです。ちょっと立ち戻ると、本番を想定して練習することが非常に大事です。顔色、声色、話すスピード、間、資料を移した時に色合い、見え方、時間配分などなど。練習でどれだけ本番をイメージして練習、データ取りしてのフィードバックが出来ていたかが重要です。その練習に対して本番は何%出し切れたでしょうか?目標は100%やり切る、出し切ること、です。練習の完成度をしっかり上げておきましょう。自分の発表を録画して見直して顔色、声色など安心して聞けるレベルへ改善していきましょう。

発表後は質疑コーナーがあると思います。本質的なところは質疑対応で差が出ます。個人的にはビラの出来よりも質疑対応を見ていました。本当にちゃんと理解していれば質疑に対してしっかり質問者の意図を理解してそれに対して答えようとします。が、理解できていない人は自分が答えられること(にすり替えて)を話そうとします。これは質問者からするとかわされたようでちょっとストレスです(笑)。つまり、マイナスポイントです。

本番に強い人が練習以上の成果を出す人も結構いますが(自分も結構そういうタイプです)、最近思うのはそういう人は練習をしっかり本番を想定してやり切っていない、ということだと思います。本番に強い人は良い成果を出せることもありますが、もちろんその逆もあります。その際の自己嫌悪感といったら・・・。昇格試験のように順位付けのある本番であれば周りのレベルにも影響されるので安定して好成績を出すのであれば普段から、もしくは練習で作り込んでおくことが重要です。

聴講

自分の発表が終わったら終わり、ではありません。聴講している態度、質問の内容などもアセッサーに見られています。自分の発表前であればあまり意地悪な質問をするとやり返されるかもしれませんが・・・(笑)。よく発表者同志で質問を事前打ち合わせしておく人もいます。悪くないですが、アセッサーからするとあまりにもありきたりな質問であると(一番苦労したことは何ですか?とか)「この人、ちゃんと聞いてなかったな?」と思うことが多いです(笑)。これまでどこかで触れたかどうか覚えていませんが、自分がアセッサーであればどういうところを見たいか、どういう人を昇格させたいか、どういう人に仕事を任せたいか、ということをしっかり考えておくことも大事です。メンターもビラや発表のダメ出しだけではなくて、そういうことを伝えてあげたいところですね。

全て終えて

終わってしまったらもう何もできないので結果を待つしかありません。終えた後にアセッサーの方に個人的なフィードバックを得ても良いと思います。ただ、その昇格試験に対してはどうしようもないので今後の自分へ取り込んでいくしかないですね。私もアセッサーをしている時は発表者よりもその上司、指導者側から聞かれました。私は忖度するタイプ(笑)なのであまり厳しいことは言いませんでしたが、何でこの人が推薦されたの?ちゃんと指導してもらったの?と思う人は多々いました。実務は非常に良くこなすけど、それを課題発表という形で発表すると自分のやっていることを上手く理解できていない人は結構いますね。ある程度要領よくやっている人の方が俯瞰的にも物事を見られているのか、こういう発表は上手だと思います。

結果に関わらず、自分がやった努力、費やした時間は裏切りません。もし結果が満足いくものではなかったものであったとしても自信を失うことは全くありません。客観的にその事実を受け止め、自分へフィードバックし次に繋げていきましょう。長い人生これだけではありません。会社員としての昇格試験、だけでなく、あらゆることに対して取り組む方法、自分の価値観や意識の変化が起きて大きく成長してます。

逆に合格した人はおめでとうございます。内容はともかく(?)合格してしまえばこちらのものです。ただ、これからは環境、立ち位置、期待値は変化します。周りの目線、言葉がけが変わってきますのでそこに順応していくべく努力していきましょう。

このテーマで最初に述べた、”『成功体験があるから自己肯定感が高まる』のではなく、『自己肯定感が高いから成功体験が得られる』”ですが、自己肯定感が高いとそれに合わせて準備ができます。その結果、成功体験が得られてますます自己肯定感が高まります。この良いスパイラルを感じていきたいですね。そのためにもまずは無根拠で自己肯定感を高く持ちましょう。

 

私も過去の経験を踏まえて、現在自分を変えたい、と思っている方をコーチ、メンター、カウンセラーとしてサポートさせていただいています。目標はあるのになかなか変われない、続けられない、という方、是非一緒に取り組んでみませんか。お気軽にお問い合わせください。

こちらでも軽く自己紹介しています。⇒コーチ探せる事業継承面門ネットTruly AppSocial Coach

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