今飼育中のニホニシガメ2匹は冬眠中ですが、それらとは別に2匹のニホニシガメベイビーをお迎えしてしまいました。

つい、衝動買い

冬眠中はちょっと寂しいな、というのと(笑)、たまたま立ち寄った爬虫類ショップに大量のニホニシガメベイビーが安く販売されていたのでつい・・・。また衝動買いです(笑)。

たまに立ち寄るホームセンターのペットコーナーやペットショップでイシガメベイビーを見かけると大体6000円~7000円くらいで販売されています。5歳以上の大人の個体であれば15000円から20000円、といったところでしょうか。これらを高いとみるか安いとみるかはひとそれぞれの価値観次第でしょう。海外からのカメはベイビーで2万から3万、生体であればウン十万という値段が付いてますからそれにくらべると安いですね。

私が今回訪れたペットショップでは4000円/匹で販売されており、尻尾の切れた個体については1500円で販売されていました。

長い尻尾が特徴的で可愛いニホンイシガメとしては少し残念ですが、尻尾は結局切れちゃいますし(特に多頭飼育していると)、私は気にしないので尻尾切れのベイビーを2匹お迎えすることにしました。オスメスは分かりませんが、勘でなんとなくメスっぽいのを2匹です。今うちにいる2匹はオスメスペアなので繁殖してくれると良いなぁ。

日本にいる野生の水棲カメ

ニホニシガメは昔はたくさん、その辺りの小川で見かけることが出来ましたが、今は土地開発で住処を奪われ、外来生物によって捕食されたり生存競争に敗れたりしてどんどん数が減っていき、今では準絶滅危惧種に指定されています。

昨日たまたまYoutubeで流れていたニュースで見ましたが、日本全国で調査した野生カメでは、ミシシッピアカミミガメ(北米原産)が50%以上、クサガメ(中国原産)が20%、スッポン(在来種)が14%、ニホニシガメ(在来種)が9%ほどだったそうです。

ミシシッピアカミミガメはベイビーの頃はミドリガメ、としてよくペットショップや祭りで金魚すくいの様に売られていたり、ゲームセンターのUFOキャッチャーみたいなものでカプセルに入って売られていたこともありました。私もそのゲームセンターで挑戦したことがあります。

ただ、成長すると最大30cmくらいまで大きくなり、家庭で気楽に飼育するのは難しくなり、自然に放してしまったりするケースがあったようですが、そこから大繁殖してしまったもの、と考えられています。もちろん、アカミミガメに責任はありません。人間のエゴなのですが、これが要因で在来種を脅かしたり、で駆除の対象になってしまい、23年6月には『条件付き特定外来生物』として規制されてしまいました。

室内で飼育開始

話しは戻ってお迎えした、ニホンイシガメです。

23年8月生まれのベイビー達なのでいきなり冬眠はさせず、室内で飼育します。といっても、ガンガンにエアコンつけてヒーターつけて、というわけではなく、私が生活できる程度の気温、不在時はヒーター(ダントツ)を付けて20℃くらいにはなるようにしています。

昨年、今冬眠中の2匹を飼育していた環境が残っていたのでそれを活用しています。

室内飼育とは言えそこまで気温を高くしていないので活性は低め、また環境になれないのかあまり動きませんが、目を放していて温度高めだとかなりガザガザ動いているようです。

日中は日差しが入ると30℃近くまで上がってしまうこともあるようです。流石にその時は良く動いていますね。あまり気温変化がある過ぎるのも良くないので適度に温度調整しています。

二匹とも尻尾切れの個体ですが、それでもこれだけ長くてとっても可愛いです。

一匹は結構活動的、もう一匹はあまり動かずじっとしています。こんな感じも今冬眠中の2匹にそっくりです。

餌も私が見ているところでは食べませんが、陸地、水の中に餌を置いておくといつのまにか水中のエサはなくなっているし、たくさん糞をしているのでしっかり食べてくれているようです。

現在は衣装ケースのようなもので飼育しています。それもちょっと曇った半透明のケースですので、横からはあまり見えません。片面をくりぬいてそこに透明のアクリル板を張って横から見える様にしようかな、などと考え中です。やっぱり、気軽に遠くからでもみたいですもんね。

春には屋外飼育?

春には現在冬眠中の二匹と合わせて屋外飼育にするつもりです。そのために、庭の飼育場を少しずつ改良中です。あとは屋根、というか防獣対策をすれば取り合えずスタートです。ただ、水質の管理やビオトープ化を目論んでいるので色々考案中です。

こうやって色々考えるのも楽しいし、実際にニホンイシガメ達を見て癒されるのもこれまた至高です。

カメは寿命が長く20年から30年以上生きます。

その前に自分の寿命が来ないように健康管理して、責任ある飼育をしていこうと思います。

何年か後、もし繁殖して多くのニホンイシガメベイビー達が生まれたら賑やかな亀牧場になると思います。それを夢見ながら楽しく飼育をしていこうと思います。

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