こちらでは「なんのこっちゃ?」と示した、『「社会・情緒」の刃を研ぐ』です。私の解釈は、人脈、人脈を作るための社会性を磨く、になります。

会社員時代の交流

私は25年近く同じ会社(出向はありましたが)にいたので入社した24歳の時以降、ほぼ同じ規律、価値観の組織の中で生活してきたことになります。ただ、時々の出向でアメリカ、シンガポールに行った際には国民性が違ったり、現地の日本人の人でも色々な会社の方がいらっしゃいました。ですので、ここでは色々な価値観に触れました。また、そこで知り合った方達とは今でも繋がっていたりします。

自分は技術職ですが、現地企業の社長さん(日本では部長・役員クラス)、営業の方、経理の方、サービスの方などそういう方を知り合い交流をするだけでも色々な価値観に触れることが出来ます。

ゴルフでの交流

ゴルフだと大抵、仲間と楽しく、という方が多いと思いますが、色々な競技に出るようになると。様々な方と触れ合うことが出来ます。組み合わせは自分で決めらないので、知らない相手と初対面で、かつ一緒にラウンドすると5~6時間一緒に過ごすことになるのでその人の人間性を良く知る、自分の人間性を良く知られることになります。

また、大きなオープン競技に参加すると小学生から70代の方まで一緒になる可能性があります。全く違う世代の方と交流することは普段はなかなかありません。年齢差が5~60歳ある方と同じ空間にいられるのはゴルフならでは、ですね。更に、スクラッチプレイヤーのようなプロのようなアマチュア選手と回ることもありますが、そういう方の価値観に触れるのは非常に有意義です。一般にアマチュアゴルファーの平均スコアは100くらいだそうですが、大きな競技では80以上打つと予選落ちすることがほとんどです。つまり、普段から70台で回っている方とラウンドするわけですが、そのような方は仕事も非常にしっかりやって会社を経営していたり、仲間を多く、非常に学ぶところが多いです。自分とは違うレベルの方と交流できることは競技ゴルフの魅力です。

自己研鑽の場での交流

自分で何かしら目的を持って習い事にいったり、ジムに行ったりすることでそこでの交流が出来ます。また、私は退職後、倫理法人会や異業種交流会に参加していますが、会社員時代では全く味わえない価値観、哲学を持った方と交流でき、日々刺激を受けます。以前、コーチングスクールに通い、そこから同じくコーチングを学ぶ仲間が増え、スクール終了後も交流が続き、自己研鑽が出来ます。

『社会・情緒』の刃を研ぐ

自分自身、これまで色々な人と交流をしてきました。これからも続いていくと思います。人脈を増やすことも『刃を研ぐ』ことになると思います。ただ、多くの人と交流すると中には自分には合わないな、という人も出てきます。そういう人とどういう対応するか、というのも一つの『刃を研ぐ』になりますね。自分には合わないというのが、どう合わないか、と分析するだけでも自分の内省を深めることになり、『己を知る』ことになりますし。対応の仕方も様々です。無視する、表面上だけ相槌を打って深入りはしない、距離を置く、思い切って懐に飛び込んでみる、等々。その人との利害関係、自分の立ち位置によって決めたら良いと思います。こういったことを自分のための実験としてやってみるとある程度のパターンが分かってきます。合わないな、と思っていた人が意外に良い人、実は合う人と気づいたり。性格上は合わないけど、ビジネス上は非常に貴重なパートナーになったり・・・。

メンタル上は合わない人とは距離を置く、のが良いとされていますし、自分もそう思います。ただ、懐に飛び込んで見ると新たな発見がある、ということも頭の片隅に置いておくと良いと思います。

 

私も過去の経験を踏まえて、現在自分を変えたい、と思っている方をコーチ、メンター、カウンセラーとしてサポートさせていただいています。目標はあるのになかなか変われない、続けられない、という方、是非一緒に取り組んでみませんか。お気軽にお問い合わせください。

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