イップス、良く聞きませんか?
イップス?
もし、自分にイップスという自覚が全くなければこのブログは読まない方が良いでしょう。変に知識を持ってしまうと良くないような気がします(笑)。
アスリートにとってのイップス
アスリートでは良く聞く言葉かもしれません。ゴルフ、野球では良く聞きますが他にもあるでしょう。また、警察官が銃を抜いてすぐに撃つことが出来ない、というイップスもあるようです。
ゴルフではパッティング、アプローチ、ドライバーイップスなんてよく聞きます。野球ではスローイングでイップスの人など。プロゴルファー、プロ野球の選手でもイップスに掛かり、そのままパフォーマンスを発揮出来ず、引退する、という選手もいます。ゴルフではパター構えてテイクバックが取れない、テイクバックは取れるけど切り返しでパンチが入ってしまう、逆に緩んで2m転がさなきゃいけないのに50㎝しか転がらない・・・。見ていて可愛そうになってきます。
野球でもスローイングで近距離の人に滅茶苦茶強い球を投げてしまったり、など。球の強さを加減しなければならない時に起こりやすいみたいです。プロ野球選手の某投手もデッドボールを当てて以来制球が定まりにくくなって、イップスじゃないか?などと囁かれています。
一般人(?)にとってのイップス
日常生活でも、例えば大きな会議や講義などで挙手して自分の発言をしたりすることがあると思いますが、手が上がらない、何となく発言したい、質問したいけどやめておこう、なんて考える人もその分野でのイップスかもしれません。間違っていたらどうしよう?反論されたらどうしよう?等とこれから起こるであろうことに不安があると手がすくむのかもしれません。私はもあまり積極的に挙手、発言しませんが、話を振られたり聞かれたりしたら話します(笑)。
車の車庫入れで壁に寄せるのに、あまり寄せられず、めっちゃスペースが開いちゃう、なんていうのも一種かもしれません。
例はこれくらいにして。Youtubeでも色々な番組で語られているので興味があれば観てみてください。主にアスリート向けかと思いますが。
イップスはメンタル?
良くあるのがイップスはメンタルか、ということです。
普段は何の問題もなく出来るのに、ある状況下では普段通り出来ない・・・。つまり技術はあるのだからメンタルでは?ということです。メンタルが原因だとしたらどう対策したら良いでしょうか?メンタルが強くなれば普段通り出来るようになるのでしょうか?
イップスは技術不足?
一方、メンタルは技術不足、という人もいます。簡単に言うと、イップスと言っている人は単に練習量が足りない、ということです。特に、アスリートでは超一流の人、例えば日本記録、世界記録や世界選手権で優勝しているような人は圧倒的な練習量で自分に自信を持つ、かつあらゆる状況下を想定して練習を積んでいるようです。そういう人からすればイップスなんて起こりようがない、勝てなければ(記録が出せなければ)自分の練習量が足りない、という解釈になります。
自分の場合
自分はあまり公表したくないですが(笑)、ゴルフのアプローチイップスだと思います。というか、自分ではそう思わないようにしていますが自分のアプローチを見て周りの人はそう思うようです(笑)。そう思わないように、というのは技術が足りてない、と思っています。そう思ってアプローチに一番時間を割いて練習していますが、なかなか上手くいかないですね。でも以前に比べると少しずつですが上達していると思っています。
練習ではまぁまぁ上手く打てるんですが、プレッシャーもなく何回も打ち直せるのでそれは打てるようになります。ただ、本番は一回勝負ですからね。テイクバックして切り返しでピュッと早く動いてしまいます。メンタルと言えばメンタルもあるのですが、やはりまずは技術かな。
私なりの結論
個人的な見解として、イップスの要因をメンタルに求めると対策が思いつきません。自信をつけるには練習や成功体験だと思うのですが、それには結局練習・・・。プレッシャーの掛かる状況で自分の身体がどう動くか、を理解するのは結局技術・・・。私の知っている範囲、イップスを克服した人は練習で克服している人ばかりですね。
自分の内面にある価値観を変える(不安を自信に変える)のはメンタル系かもしれませんが、その対策は技術向上、そのための練習かな、と思います。以前、『心・技・体』ではなく、『体・技・心』と触れたことがあると思いますが、『心』を強くするには『体』『技』なのではないでしょうか?
私も過去の経験を踏まえて、現在自分を変えたい、と思っている方をコーチ、メンター、カウンセラーとしてサポートさせていただいています。目標はあるのになかなか変われない、続けられない、という方、是非一緒に取り組んでみませんか。お気軽にお問い合わせください。
こちらでも軽く自己紹介しています。⇒コーチ探せる、事業継承面門ネット、Truly App
Twitterでも軽く呟いています。
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