続いて『刃を研ぐ』シリーズ(?)の実践編のうち、「『精神』の刃を研ぐ(心)」です。
心、精神の刃を研ぐ、と言われてもなかなかピンとこないですね。私もです。先のブログで書いた通り、精神の刃を研ぐとは価値観を磨く、自分なりの哲学を確立する、としています。その上でそれを貫く強さを持つ必要がありますね。
実際、価値観や哲学などはその人の人生の中で周囲の環境に影響されることが多いです。親による躾/教え、学校の先生、師匠、付き合った友人、学んだ環境などなど。もしくは職場の環境、規則など。それぞれが悪いとは思いませんが、それによる思い込みなどが後に本人を苦しめていることも決して珍しくありません。ここでは敢えて例は挙げませんが、現在メンタルで苦しんでいる人は何かしら心当たりがあるのではないかと思います。自分では気づきにくいですが、カウンセリングを受けると気付くこともあります。
話しが逸れました。
ここでは『刃を研ぐ』ことにフォーカスしていますので、自分の価値観を変えることについて述べてみます。
価値観を変える、というのはなかなか大変です。言い換えればこれまでの自分を否定することにも繋がるからです。よほど必要に迫られないとその気になりませんね。
人は常に成長したい、と考えていると思います。ですが、その目的、手段にメンタル系を考える人もあまりいないかもしれません。プロのアスリートの方達はメンタルトレーニングを受けたりメンタルコーチを付けている方もいると思いますが、普通の会社員や経営者でそういうことをしている人は少ないのではないでしょうか?
ただ、実際にメンタルダウンする方も増えてきた時期があり、そうなってから産業医と面談したり診療科に掛かったりする方がいたのかもしれません。
私自身はメンタルは強い/弱いではなくて”スキル”だと思っているので(自分で一通り勉強してからそう思い始めました)、知識として吸収して(これは「知性」の刃を研ぐ、かも知れません)、その後に実践していくことが「精神」の刃を研ぐにあたるかな、と思います。実践して変化を感じたり、成功体験などを繰り返していくことで自分の刃が研がれていくのだと思います。それを続けぬく強さは必要ですので、自分に疑問を感じたりして不安になる場合も自分を信じてやり切る、というのも「精神」の刃を研ぐことになり得ますね。これが一番大事なのかもしれません。
もう一度述べますが、不安を感じても自分を信じてやり切ることが「精神」の刃を研ぐことになる、ということなのでしょう。
話しを戻すと、価値観を変える、自分の哲学を確立する、とは知識として吸収し、実践して成功体験を得るコトで初めて価値観を変える、自分の哲学を確立する、ことが出来るのだと思います。また、そこまで続け抜いた自分に自信がついてメンタルが強くなるのだと思います。自分でメンタルが弱いと思っている人は小さな成功体験から積み上げて少しずつ価値観を変えていくと良いでしょう。
私も過去の経験を踏まえて、現在自分を変えたい、と思っている方をコーチ、メンター、カウンセラーとしてサポートさせていただいています。目標はあるのになかなか変われない、続けられない、という方、是非一緒に取り組んでみませんか。お気軽にお問い合わせください。
こちらでも軽く自己紹介しています。⇒コーチ探せる、事業継承面門ネット、Truly App
Twitterでも軽く呟いています。
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