今回は『刃を研ぐ』シリーズ(?)の実践編のうち、「『身体』の刃を研ぐ(体)」です。

(体)とあるのは良く言う、「心・技・体」のうちの「体」を意味しています。「心・技・体」と言いますが、ハイパフォーマンスの方は『体・心・技』という言い方をします。やはり身体が資本ですし、身体あっての心、技だと、私も思います。

さて、「『身体』の刃を研ぐ」ですが、色々な研ぎ方があります。それ故にやれることも多く、何をやったら良いか分からない方も多いのではないでしょうか?一つ勘違いして欲しくないのは、『刃を研ぐ』というのは手段であって目的ではない、ということです。ダイエットをしたい、体力をつけたい、身体の衰えを防ぎたい、バルクアップをしたい、力/スピードを付けたい、などが一次目的に当たります。その先にはスリムな服を着たい、仕事を1日やり切りたい、いつまでも元気でテニスをしたい、風呂場で着替えるときに”オッ”と思われたい、飛距離を伸ばしたい、などがそれぞれに対する二次目的でしょうか。その後の三次目的は言わずもがな、というか、人それぞれあると思います。

ですので、そもそもの目的、目標を明確にすることが最初の段階になります。

ただ、「『身体』の刃を研ぐ」という工程はその人自身のどんなことにも役立ちます。身体を鍛えてデメリットは基本的にありません。なので実は目的、目標が明確ではなくても行動に移せば必ず効果はあります。

デメリットがあるとすると、パフォーマンスを上げたい人が筋肉がつくトレーニングを行い、結果的に筋肉が硬くなってしまった、競技中にケガをしてしまった、などはあります。良く聞きますよね。

自分の場合はゴルフでの飛距離を伸ばしたくて、パーソナルトレーニングを受けていた時もありました。当時、周囲に良く飛ぶ人は結構トレーニングしていましたので。実際伸びました。副産物(?)として、体つきが大きく変わりました。トレーナーさんがいたので身体への知識もかなり増えて、自分である程度コントロール出来る様になりました。が、一番の副産物はメンタルが強くなったことです。強くなった、というか、自分に自信がついた、ということですかね。元々自信がなかったわけではないですが、体つきが変わった、あれだけハードなトレーニングに耐えたということで自己肯定感が爆上がりしました。会社を辞めた時に通いにくくなったので止めてしまいましたが、家で負荷の高いトレーニングをたまにするようにしています。

あと、初動負荷トレーニングも始めました。イチロー選手や岩瀬投手がやっていたトレーニングとして有名ですね。パワー系というよりは神経系、柔軟性に重きを置いたトレーニングですかね。負荷は軽いし、終わった後に感じる全身のバネ感はなかなか堪りません。股関節、肩関節の柔軟性を高められる、もしくは維持できるので腰が痛い、肩が凝りやすい、疲れやすい人にも効果が高いですね。実際、高齢者の方も多くトレーニングされています。

あとは月に一度ほど整体に行って身体のゆがみを整えたり、ストレッチへ行って筋肉を伸ばしたりしてもらっています。座っている時間が長かったり、トレーニングを続けていると身体が歪んだり、硬くなってしまったります。定期的にメンテナンスとしておくことでちょっとした身体の変化に気づきやすくなりますし。トレーナーさん、施術士さんと会話することで身体のことを色々勉強できます。

また、しっかり休息をとることも大事な「『身体』の刃を研ぐ」ことです。肝心な時に自分の最高のパフォーマンスを発揮するために普段から自分の身体のことをよく知り、必要に応じてしっかり休む勇気を持ちたいものです。会社員は身体が疲れていても仕事に大きな影響がないので(周りが助けてくれる、ルール/手順通りやっていればとりあえずことは進む)とりあえず出社してしまう人も多いです。コロナ渦で休んでも意外に迷惑かけないことに気づいた人もいるんではないでしょうか?身体は大丈夫でも脳内が疲労していることもあります。

 

大事なのは、こういったことに自分の時間を割くことだと思います。身体の異常に気づいてからでは遅いです。ですが、自分で異常に気付かないとなかなかそこに手は伸びません。これこそまさに『緊急ではないが重要な事』です。

 

 

私も過去の経験を踏まえて、現在自分を変えたい、と思っている方をコーチ、メンター、カウンセラーとしてサポートさせていただいています。目標はあるのになかなか変われない、続けられない、という方、是非一緒に取り組んでみませんか。お気軽にお問い合わせください。

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