今回は一夜漬けと習慣について触れてみます。
ここで言う一夜漬け、というのは試験前に徹夜で勉強する、ということではありません。言葉の意味がちょっと違うかもしれませんが、『普段からやっておけば良いことをやらず』に『たまにまとめてやる』、という意味で捉えておいてください。
例えば、普段部屋の掃除は滅多にしないけど、年に一回、年末に大掃除をする、みたいな感じです。
みなさんはどちらのタイプでしょうか?
バッチ処理、所謂まとめて処理しようとする(効率化を求めるとこうなる傾向がある)人は一夜漬けタイプではないでしょうか?
極端に言えば、
- 洗濯物を毎日洗濯するのはなく、週に一回、まとめて洗濯する。
- 食事後の食器を数日分まとめて洗う。その分、多めに食器をストックしてある。
- トイレ、使用後にブラシでこするのではなく、週/月に一回。
- ストレッチは月に一回。
- 風呂は毎日入らず、週に一回。
最後の方は極端ですが、普段から習慣化しておくと良いこともあります。もちろん、あまり頻繁に行う習慣化すると効率が悪いこともあります。毎日洗濯すると洗剤や水道代がかなり掛かってしまいます。一方、トイレ掃除はこびりついたものはその場でこすり取ってしまった方が良いです。後でまとめて、とやると綺麗にするのにかえって時間掛かったりします。
年末の大掃除は一つのイベントとして良いかと思いますが、もちろん、普段から適度に掃除しておけばそこまで大袈裟に掃除する必要はないでしょう。普段手が入らない所にのみ掃除をする、程度で済みます。
効率、コストを考えて習慣化するものとバッチ処理するものを考え直してみると良いことがあるかも知れません。
ただ、普段から習慣化しておくことが『刃を研ぐ』ことに繋がることは小さくても自己投資と考えて習慣化してしまった方が良いですね。例えば、ストレッチなどです。腰痛や肩こりになってしまうと治療に時間とお金が掛かりますから・・・。
私は明らかに後者(バッチ処理派)でしたが、歳を重ねるともっと習慣化しておけば良かった、と思うことがたくさんあります。仕事が忙しい、そのための付き合いだったり身体を休めるのが最優先、でそれ以外になかなか時間が取れない・・・。なんて思っていました。
今にして思えば、時間がない、なんてことはなくありました(笑)。自分で言い訳ばかり考えていたわけです。
シンガポールで一人暮らしをしていた時、最初に引っ越し時には掃除しきれなく、かなり多くの清掃費用を取られました(笑)。床にキスがあったのにそれに気づかなかったり、水場の汚れが取れなかったり・・・。2度目の引っ越し前には普段から自分で時間を取ったり、たまに清掃サービスに依頼してメンテナンスしていました。おかげでそこを退出する時は簡単に掃除が終わり、引っ越し処理もあっという間に終わりました。トータルのコストは一回目の引っ越しの時よりも2回目の時の方がはるかに安く抑えられました(普段の清掃サービス費用を考慮しても)。
普段、ちょっと面倒でなんとなくやっていないこと、後回しにしているコトがあれば一度見直してみることをお勧めします。その際には1年後、2年後の自分の立場を想像して、そこから(今を)振り返ってみると今のうちにやっておいた方が良いことは・・・、などと自分に問いかけてみると良いでしょう。
私も過去の経験を踏まえて、現在自分を変えたい、と思っている方をコーチ、メンター、カウンセラーとしてサポートさせていただいています。目標はあるのになかなか変われない、続けられない、という方、是非一緒に取り組んでみませんか。お気軽にお問い合わせください。
こちらでも軽く自己紹介しています。⇒GCSコーチ検索、コーチ探せる、Social Coach、事業継承専門ネット、Truly App
Xでも軽く呟いています。
コメント