止める(やめる)と止める(とめる)、と考えた時に・・・。
どちらでも良いのですが、関係ない他人からは後からその判断に対してその人の価値観でうだうだ言われたりすることがあります。まぁ、人の言うことなんてどうでもよいのですが、無視できない相手だったり、自分のことを思って言ってくれたり、など。それはともかく自分で自信を持って判断したことなのだから他人の言うことなんて無視できるくらい、見返せるくらい、後悔の無い結果を出したいですね。
さて、本題。
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止める(やめる)
止める(やめる)というとそれまで続けてきたことを止める、辞めるなど。ここでは、続けてきたけどなかなか結果が出ないので止める、か、諦める、というネガティブなニュアンスです。
『今の練習は3年後のための練習である』『続けてみないと良し悪しは分からない』『もう少し続けたら結果が出るかも?』『継続は力なり』など、続けるコトを美化した言葉はあります。
ここで止める(やめる)と「これまで続けた来たことが無駄になるかも」「根性ない、と思われるかも」なんて感じるかもしれません。
そのようにネガティブに思ってしまったら次のようにポジティブに思ってみましょう。
止める(とめる)
ビジネスで中国に進出したけど、なかなか好転しない。要因はネガティブですが、それを止血をする、これ以上被害を大きくしないための(勇気ある)撤退、等と止める(とめる)というニュアンスにするとポジティブに感じませんか?
要因が(ほぼ)誰もが同意する環境要因であれば戦略的撤退と評価されたりします。とはいえ、実際にはこう上手く撤退できずにズルズルと・・・、投資した分は取り返さなければ・・・、など。株取引している人は株の売り時、買い時でも同じような考えになると思いますが。
そういうこともありますが、自分でどのように捉えるか、です。止める(やめる)、止める(とめる)でネガティブに感じる人は「変える」にしてみてはどうですか?
勤めている会社を辞めて転職する時も実情はともかくこのようなポジティブな思考にしておきたいですね。
まとめ
正解はない、というか他人からは後から結果で判断されます。それには目をくれず自分で判断するには止める際の決断をどのようにしたか、です。それまで続けた来たことに不安、不満があるから、なのか。これからの未来の事を考えたから、なのか。
将来に向けて前向きに止める(止める)、撤退する、避けると自分の判断で決めたいですね。この辺り、経営者の方は役員会議で決を採ったるするとなかなか意見が分かれるかもしれません。経営者自身が周りの意見を参考にしながらも決断することが大事です。また、その決断を尊重してもらえる信頼関係を築いておくことも重要です。
おまけ
以前のブログでも触れましたが、個人的には止めることは大事だと思います。同じリソース量であれば何かを止めないと新しい何かを始められません。何かを始めたいときのためにリソースに余力があると良いと思いますが、そういう方はまれだと思います。普段から自分の中で『何かあった時にどれを止めるか』ということを考えておくと良いかもしれません。組織では実行者、担当者にそれを伝えてしまうとモチベーションが下がるかもしれませんが・・・。
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