あるSNSで掲載されていたので転載します。
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人気ラーメン屋にアルバイトに入ったA君は、
戦争のようなランチタイムの混雑も終わり、店長に洗い物の仕事を命じられた。
お客も少なくなって時間的に余裕があったので、ゆっくりと丁寧に洗い物をこなしていたら、突然、店長の罵声が飛んできた!
「チンタラやってるんじゃない! 全力かつ大急ぎで洗え!」
しばらくしてA君は、休憩のときに店長からこんな説明を聞いた。
「忙しさの状況にあわせて仕事をするんじゃない。
そんな高等判断をアルバイトに求めていない。
君に要求したいことはただひとつ。
いつも全身全霊で目の前の仕事に集中すること。
さっきの君の皿洗いは、他ごとを考えながらやっているようで、何一つ真剣さが伝わってこなかった」

A君は店長に謝りながらも、 思いきって質問してみた。
「店長、もし全力で皿洗いして洗うものがなくなったとき、
かえってヒマになるのじゃありませんか?
僕だけヒマになるのがいやだったので、無意識に時間調整したのかもしれません」
すると店長は意外な言葉を返してきた。
「君をヒマにしないのが私の仕事だ。
もし本当にヒマになれば、休憩という指示を出す。
大切なことは、ダラダラした仕事ぶりを体にしみこませないことなんだ。
しみこんじゃうと、本当に忙しくなったとき、最高速に戻すのが大変なんだ。
だから普段から最高速で仕事をして、少しでもたくさんの仕事をこなすことが君自身の未来のためなんだ」
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個人的には上司の考え方に激しく同意します。
自分の部下、メンバーがどういう状態で仕事をしているか、どう思って、考えて仕事をしているか、というのをしっかり把握してそれに合った、かつ上司の思いも乗せた指示を出す。そして結果を出してもらって信頼関係を構築する。かつ、そのメンバーに尊敬される、目標にされる上司であり続ける、そんな上司、大人になりたくないですか?
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