目線の高さ

最近は経営者や個人事業主の方と話をする機会が増えてきました。

会社員時代も仕入先の社長さんや役員の方と多く話をする機会があった方だと思っていましたが、それはあくまでデンソーの一色として接して頂いていたもので、営業トークというか、本音は話されていなかったと思います。

また、ゴルフをする上でも競技ゴルフをやっているとラウンド中や昼休憩時に経営者の方と話をする機会は多くありました。ただ、やはりゴルフの話題だったり、一般的な景気の話をすることがほとんどです。

私が今の立場になって、経営者、個人事業主の方と話すにも私の視点が変わった、ところもありますし、以前から話をしていた人にしても話の内容、趣旨が変わってきたのを感じます。

私が会社員時代には想像していた経営者の方の苦労や苦悩、更に想像もしていなかった苦労や苦悩を聞かせて頂ける機会が増えました。想像していなかった苦労や苦悩は・・・、確かに会社員では絶対に想像し得ないものです。

大きな会社、という枠組みの中で守られていて、その中での苦労や苦悩はありますが、そのリスクの大きさは経営者の方の比じゃないな、と思い知らされました。

ただ、それが自分にとっては非常に新鮮で、まだまだ自分の知らない世界ってあるんだな、と感じた次第です。

会社員時代にこれくらい目線を高くものごとを捉えられていたらもう少し違った会社員生活があったかもしれませんが、会社員やっているとこういう目線にはなかなかなりません、実際。なっているかたは経営陣へ入閣しているんだと思います。

林修先生の『嫌ならやめなさい。勉強は贅沢なんだから』という言葉。今は最高の贅沢をさせてもらっている、と感じながら日々過ごしています。義務教育に始まり、勉強は生き抜いていくためにやらなければならないこと、という認識でした。つまり、第一領域(緊急で重要なこと)。これを第二領域(緊急ではない重要なこと)と捉えられる勉強が出来ている今、最高に充実しています。

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