さて、シンガポール赴任中にメンタルがヘタってしまったN君ですが、ほぼ元気に回復。彼の上司だったS氏(私の元上司)が帰任して代わりにM氏(私の同期)が後任として赴任しました。N君はどちらかというとS氏よりもM氏に対して苦手意識があるので心配していましたが・・・。N君もかなり警戒していました(笑)。上司は選べませんからね・・・。

M氏は日本で室長をしていました。私の同期ですが、私よりもちょっと遅く係長に上がり、課長昇格には同時に受験(?)しましたが、彼の方が1年早く昇格しました。で、私も課長に昇格して日本に戻ってきましたが、暫くして彼と二人で一つの室の課長をやっていました。彼が1課、私が2課の課長、みたいな。

どちらかというと彼の課が従来品の新製品開発、私の方が従来品の生産維持活動(コストダウンなど)と従来とは違うタイプの製品の開発をやっていました。

で、その頃から「職場力アンケート」みたいなのがありました。360°評価みたいな?職場での居心地について課員にアンケートを取ってそれを点数化する、という・・・。100点満点だったと思います。

私の課では大体80点強。これは全社的に見ても結構高い方でした。特に事業部、製品開発の部署はコスト、スケジュールなど色々なプレッシャー、ストレスが多いので課員、メンバーは結構疲れていることが多いです。80点超えるのは大体機能部が多かったですね。

一方、M氏の課は50~60点でした。これは全社的に見ても低い方・・・。ちょうどそのころにM氏が室長になり、その課にはシンガポールで私の後任として着任していたY君が帰任して課長に収まりました。つまり、M氏が作り上げたその状態をY君が引き継ぐことになったわけです。

話しが逸れました。

そういうM氏がS氏の後任としてシンガポールでの責任者として着任し、N君の上司となったわけです。N君も日本でM氏が上司だった時代があってしんどい思いをしていて色々聞かされたので・・・(笑)。

でも、N君も成長していました。M氏は仕事もそうですが家族も一緒に移住したのでそちらのケアが大変だったこともあり、M氏のプレッシャーを上手く搔い潜り仕事で成果を上げていました。流すところは流す。コロナ渦もひと段落してプライベートも充実してきたので上手く吐き出すことが出来ていたのだと思います。お客さんの面倒な対応も慣れ、良くも悪くも上司であるM氏を上手く使ってやりくりしていました。

N君が良い状況をわざわざ私に報告してくれることはないのですが、N氏からの情報や会社で他の人や会議の場で見て聞いていて彼の溌溂とした動きに安心した覚えがあります。M氏も楽に(?)成果を出せているので美味しいですよね。

 

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