ドイツのビスマルク氏の名言について、
『Fool learn from experience. I prefer to learn from the experience from others.』
というのがあります。本来はドイツ語なんですかね?上記は英語ですが。
 
私の座右の銘の一つです。
有名な名言ですが、日本では伝わり方として、
愚者は経験に学ぶ。賢者は歴史に学ぶ。
というのが一般的でしょうか?
実は、私が初めて聞いた時は、
愚者は自分の失敗から学ぶ。賢者は他人の失敗から学ぶ。
というものでした。
 
本質は同じかと思いますが、ニュアンスはどうでしょう?捉える人によって違ったりしそうですね。
前者の方が一般的で汎用性がありそうです。
私は会社の上司から聞かされたのですが、今にして思えば人の命に係わる製品を開発・設計・製造・販売している以上、失敗してしまってからでは遅い。他者、他社の事例(不具合、リコール等々)をしっかり自分のこととして取り込んで設計、製造に盛り込め、ということだったんだと思います。
恐らく、製造業はどこもそうだと思うのですが、過去のトラブル集、知見集なるものがあると思います。製品設計、製造工程設計の節目でそれらに目を通して自分の設計を振り返るところがあると思います。若い設計者、責任者であっても同一レベルの設計品質、製造品質を保てるようにまさに『他人の失敗から学ぶ』ことが仕組み化されていました。
製造業に限らず、企業であればCSR的な不祥事、一般でも数多くの悲しいニュース、不可解なニュースなどありますが、そういったものを広範囲に捉えて反例として自分を戒めて他者と同じことを繰り返さない、他社の良いことであれば積極的に取り入れる、という意味で解釈しています。
仕事、日常行動、ゴルフ、カメ飼育、車の運転など、どんなことにでも活用できる名言だと思います。
言葉なりの意味、だけでなく自分なりに本質をしっかり捉えておきたい言葉です。
常にアンテナを張り巡らせて感度良く思考、行動することが大事だなぁ、と改めて思った次第です。

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コメント

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