一般的に『何々しながら』、というのは良いこととされていません。
「ながらスマホ」「ながら運転」他にもたくさん。他事をしながらあることをすると集中力が散漫になってあまり良いことはありません。携帯電話、スマホをいじりながら運転すると法律違反にもなりますよね。
ただ、簡易的なことで習慣化したいけどなかなか出来ない、といったことがあれば『・・・しながら』やってみるのも手です。もちろん、安全などは確保した上で。今回はその一例(私が取り入れていることも含めて)を紹介してみたいと思います。
本読みながらストレッチ
何でも良いんですが、本を読むとき、スマホをいじる時どんな体制でやっていますか?ちゃんとした姿勢でやっていればその余地はないかもしれません。でも、私のようにベッドで横になりながら、椅子に座りながらやる人はその間にストレッチを取り入れても良いかもしれません。横になって本を読んでいる時は足、膝を曲げて太ももや足首を伸ばしたり。もしくはフォームローラ―を下に入れて伸ばしたり。
椅子に座っている時は足を組む、というか足首を反対の足の太ももの上に置いて下半身を広げることもできます。座布団の代わりにバランスディスクを使ったり、もします。
トイレでストレッチ
トイレで便座に座っている時、肩甲骨周りをストレッチします。トイレはそんなに広くないので両側の壁に腕を当てて肩甲骨を動かしたり、大胸筋を伸ばしたり。
お風呂場でも湯舟に浸かりながら出来ることもあります。
車を運転しながら英会話流し読み
『ながら運転』ですが、車を運転している時にラジオやCD、DVDなどで英語のリスニング練習を出来ます。運転に集中するのが大前提ですが、BGMとして英語が流れていると少しずつですが英語に慣れてきます。スピー〇ラーニングみたいな感じですが音楽を口ずさむ感じで英語を話していると発音も良くなってくるでしょう。
歯磨きしながらトレーニング
朝、歯を磨くと思いますが、その時にトレーニング出来ます。洗面所で鏡の前に立って歯を磨く人が多いと思いますが、その時に下半身、膝を曲げてスクワットが出来ます。そこまで深く屈伸しなくても良いですが苦にならない程度に膝を曲げてスクワット。歯磨きは数分間すると思うのでその間にスクワットしていると結構な回数になり、トレーニングになります。
英単語を覚える
英語を勉強したい、使える様になりたい、と思う人は多いです。その最初の関門は使える単語の数を増やすことです。受験生であれば単語帳を見て一つ一つ覚えていくことでしょう。そのために時間を取ることも必要ですが、他の日常の習慣に取り込んでしまうのも手です。トイレに単語帳を持ち込む、通勤電車のの中で単語帳を読む、といったことは良くやられていると思います。
例えば、夜寝る時に枕元に単語帳を置いておきます。朝起きたら目の前、横に単語帳がある状態を作っておきます。目が覚めたらまず単語帳を見て単語を一つ(以上)覚えましょう。
このように普段の習慣に新しい習慣を抱き合わせてしまうと身に着きやすくなります。こういうのを『habit stacking』と言うそうです。他のことにも色々応用が利きそうです。
公共交通機関を利用しながらトレーニング
バスや電車などの公共交通機関を利用する時もトレーニング出来ます。椅子に座らず立ちます。手すりも持たず。電車やバスの揺れに対応することでバランス感覚を養うことが出来ます。体幹も強化できます。ただ、大きな揺れが来た時は危険なので気を付けて手すりはすぐ持てるところにあった方が良いでしょう。また、周りに人がいない時が良いですね。また、片足で立てば更に負荷は高まります。
まとめ
日常、なかなか時間が取れず出来ないよ~、と思っている方。意外と時間は作れるものです。一般的にあまり推奨されない『~ながら』ですが、普段の何気ない日常、習慣の中に上乗せすれば出来るコトは増えませんか?ほんの些細なことかもしれません。しかし、やる、とやらないでは一週間後、一か月後、一年後には大きな差となってきますよね。
出来る、出来ない、ではありません。やるか、やらないか、です。自分を変えるにはこういった発想も良いのではないでしょうか。
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