先回の続きです。
今回はスクリプトの英語化について触れてみます。
セッションを録音したものとそれをタイムスタンプを付けてスクリプト化したものをお送りいただきます。録音したものを自動でスクリプト化してくれるツール?アプリもあるのでそれをそのまま送ってくだされば結構です。
私自身、ICF認定のコーチですので守秘義務がありますので、内容を外部に漏らすことは一切ありません。録音したものは、スクリプトでは分からない雰囲気を掴んだり、文字では分からない所(コーチとクライアントがごちゃごちゃになっていたり、正確にスクリプト化出来ていなかったり)などを確認するのに使わせて頂きます。
セッションはコーチとクライアントの会話です。それぞれが正しい文法に則った日本語を話しているわけではありません。なんなら言葉も当人同士にしか分からない比喩を使われることも多々あります。また、日本にしか無いような固有名詞が出てきたり。
よく大きな会議で同時通訳をする人がいますが、大きな会議での発言であればある程度相手に分かりやすい言葉、丁寧な言葉を選ぶ、且つ二人が同時に話すことはほぼ無いので翻訳するだけであればまぁまぁ行けます。
セッションだと一方の話しが終わらないまま相手が話したり、文章として完結しないまま考え込んで沈黙したり・・・。
そういった文章をそのまま訳すのは難しい場合は意図を組んで意訳します。元の言葉、文章をまずは訳しやすい日本語に置き換えるような作業をします。それからそれに沿って英訳するわけです。ただ、セッションそのもののムード、雰囲気、前後の文脈から合わなければ使えないのでそこは配慮します。
また、男性、女性かによって文章を配慮します。英語は日本人、日本語ほど男女の言葉に差異はありませんが、やはりそれなりに。また年代によっても異なります。アメリカでは例えば西海岸と東海岸、中西部と南部では結構方言的に言葉が異なりますが、日本では標準語と関西弁みたいなものです。東北や九州の方のセッションを訳したことはありませんので、それほど方言が目立つセッションが対応したことありませんが、もしあればそれも考慮します。
また、自分の性格、強み(?)上、ついつい突っ込んで気持ちや感情を込めた翻訳をしてしまったりしがちなのでそうならないように配慮します。単語を選ぶ際にそういった気持ちを表す単語を選ぶことはしますが、必要以上に付け加えたり、説明するような文章は入れないようにします。当たり前なんですが、これでアセッサーの方が分かるかな?なんて考えるとついつい手を加えがちになってしまうのです。
一番大事なのはICFの倫理規定に沿った文脈、コーチの質問にすることです。日本語をその通りにそのまま直訳すると倫理規定的、スキル的に微妙な場合はやはりあります。そういった場合は雰囲気、文脈を変えないように配慮します。例えばYes/No質問を5W1H質問で表現したり。
まぁ、色々考えることはあるわけです(笑)。
今はAI翻訳などもあるので正直わざわざ私がやらなくても、とは思うのですが、ICFの倫理規定に沿った英訳はまだAIでは出来なさそうなので、お手伝いさせて頂いているわけです。
ちなみに今はセッション一本につき、2万円で請け負っております。大体、MS Wordファイルで15ページ前後、セッション時間にして30~40分くらいです。期間は一週間見て頂きます。特に混みあっていなければ3日ほどで終了し、お渡しします。
お支払いは基本的に銀行振込でお願いしております。クレジットカードは対応していませんが、PayPayは対応可能です。領収書発行なども対応可能です。
もし、ICFに申請する際の英訳化にお困りであれば、気軽にお問い合わせください。
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