ちょっと前に触れた自己肯定感について、です。
その中で触れた、『自己肯定感が高いから成功体験が得られる』について考えてみます。その中、についてはこちらを改めて目を通してみてください。
例えば、会社の昇格試験で役員や上位職制、ライバルの前でプレゼンをしたりすることがあります。自分が会社に勤めて時はプレゼン聞く側と査定する側と両方やりましたが、査定する側とて発表者の緊張は見ていてこちらが緊張するほどです。みんなの努力はもちろん、今後の会社での立ち位置を影響を与えてしまうわけですから結構責任を感じます。今回は発表者側の立場で考えてみます。今回は昇格試験を題材にしてみましたが、就職面談、スポーツでのココ一番等々、いくらでもプレッシャーを感じる場面はあるのでちょっとイメージを変えて読んでみて頂けると参考になると思います。
推薦される
昇格試験に向かうためにはまず推薦されなくてはいけません。日常の業務で昇格後に見合った取り組み方、その上で結果を出す、上司や上役への受けを良くするために(笑)良い感じで報連相する、等々まずはやることがたくさんあります。基本的に日常なのでいちいち緊張したりすることはないと思いますが、自身のベースの能力をしっかり磨いておく必要があります。昇格に見合った年数、実力、結果、推薦者への受け(サラリーマンとしてはこれは結構大事)が伴えばまぁ、難しくありません。ただ、大体各部署に何名まで、と決まっているのでライバルの動向も見ながら日常を過ごさなくてはいけません。
上司が推薦しよう、と考えていると日常の業務も昇格を考えるとレベルの高いテーマを与えられたり、高い結果を求められたりします。日常から自分を磨いておくことが大事です。実際取り組み時には『自分は出来る』『こうなる』とアファメーションをしっかり持って取り組むことで自分の実力を発揮出来るでしょうし、環境変化に対して柔軟に対応できます。また、昇格したかのように堂々と振舞ってみましょう。上の人、昇格した人に良い人がいると考え方や振る舞い(発言、行動)を真似てみても良いかもしれません。
推薦された
昇格前プレゼンするのに準備をします。どれくらい時間を掛けるかはそれぞれですが、基本的には長ければ長いほど良いとは思います。あまり長くとると気持ちがだらけてなかなか準備に取り掛かれない人もいます。自分でそう感じる人はいないでしょうか?私はそうです(笑)。
普段から昇格した後の自分をイメージしていればここでアタフタすることはないです。ただ、改めてしっかりイメージを強く持ってみましょう。
テーマを決める
昇格前プレゼンであれば大抵課題発表かと思います。テーマを決めて取り組むべき最重要課題を業務の中から決めてその取り組み方針、どのように考えて(昇格後の立ち位置に見合った)取り組んだか、結果を出したか、などのストーリを決めます。上司、もしくはメンターは指導してくれることもあるでしょう。会社の期待値をしっかり理解することが大事です。それを上手く伝えられるメンター、指導者に着きたいですね。
『7つの習慣』の「終わりを思い描くことから始める」じゃないですが、実際にプレゼンをしているところをまざまざとイメージしてみましょう。発表している自分、聞いているライバル、アセッサーの顔も、成功して満面の笑みをしている自分を思い浮かべて第三者が見ているようにイメージします。それを何度も何度も繰り返すことが大事です。そうすると何故か出来るような気がしてくるので不思議です。
メンター(指導者)を決める(決められる?)
課長、次長、部長となればある程度昇格試験を乗り越えてきているので大体分かっていて自分でテーマ、ストーリを決められると思いますが、係長前など初めての昇格試験の場合は結構勝手(会社からの、昇格前プレゼンに対する期待値)が分からず苦労するのですが、ここで指導してくれる上司やメンターが結構重要な役割になりますね。ま、なかなか選べませんけど(笑)。そのメンターが指導慣れしていなかったり、そもそもあまり実力が伴っていないのに昇格しちゃってる(こういう人結構多い)、もあるので尚更影響大きいです。自分の価値観や成功体験を一方的に押し付けてくる上司やメンターにはちょっと注意が必要です。あまりにも自分のレベルが低ければしっかり聞いておいてもよいですが、本番では思いがけない状況になったり質問が飛んできたりしますが、その際にアドリブが効かなくなります。
査定する側の時にその人の本当の実力を見るためにあえてそういう質問をする人がいます(自分はそうでした)。会社、査定する側からすると誰かは落とさなきゃいけない場合は発表者に差をつけなくてはなりません。発表の質も重要ですがその人は上位職制としての資質を持っているかを見極めるためにどうしてもそういう(ちょっと意地悪な)質問をします。
押し付けられた指導者(大体上司や仕事上の先輩)とは別に、自分が信頼できるメンターがいるとこれが全然違います。これも普段会社でどのように取り組んでいるか、信頼を得ているかが影響してきます。ちょっとコーチに近いですが、若いうちは孤高、一匹狼よりも頼れる先輩がいると良いと思います。よっぽど能力、実力がある方は一人で乗り越えられると思いますが。つまり、この辺りは推薦される前から頼れる先輩を作る、という『刃を研ぐ』『緊急ではなく重要な事』に取り組んでおく必要があります。
昇格した自分を具体的にイメージ出来ていれば実物のメンターじゃなくて実在しない架空のメンターでも良いです。所謂、セルフコーチングですね。それが出来る様になればもう昇格したようなものです(笑)。
ちょっと長くなるのでまたここで一旦切ります(笑)。
私も過去の経験を踏まえて、現在自分を変えたい、と思っている方をコーチ、メンター、カウンセラーとしてサポートさせていただいています。目標はあるのになかなか変われない、続けられない、という方、是非一緒に取り組んでみませんか。お気軽にお問い合わせください。
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