このタイトル、ちょっと前にも触れました。
続き、でもないですけど、他にネタも思いつかないので・・・(笑)。
議論、ディベートなどをする上では説得力というのが必要です。説得力を増すには誰もが納得する、反論しようもない話しにもっていかなくてはならないのですが、そこに良く規則、法律などが用いられます。
『ルールは・・・だから』『それは規則、法律で定められているんですか?』
相手の人の良心、価値観に対して、このように反論する人はいませんか?もしくは『それはあなたの考えですよね?』など。確かに、自分の良心や価値観の正しさを証明するのは難しいですし、それが法律や規則、一般化されているものであれば説得力が増します。
一般的に法律、というのは守らなくてはなりません。どんなに緊急で急いでいても信号は守らなくてはならないですし、進入禁止の道に入ってはいけません。制限スピードは守らなくてはいけません。緊急時は除外する、という法律が別にあれば良いですが、本当にごく限られた状況でのみであることが一般的です。
となると、自分の価値観、良心が規則や法律に対してどのように解釈されるか、ということは良く考えておくと良いと思います。まだ法律や規則に定められていない時にその行動が許される(認められる)ことかどうか。規則、法律の抜け道を通っていないか。通っていたとしてそれが他の人から見て悪意を持っている、と感じられないかどうか。
私は基本的に規則や法律よりも自分の良心や価値観で行動したいタイプです。ただ、規則や法律は守らなければなりません。ですので、その規則や法律が何故出来たのか。何故、規則や法律で規制しなければならないのか、と考えるようにしています。その結果、その通りにした時のメリットとデメリット、守らなかった場合のメリットとデメリットを考えた上で行動を起こし、自分にとっての最適な行動を取ることが出来ます。
平等性を維持するため。危険を事前に避けるため。自分(当事者)を守るため。社会にとっての不具合、不利益を防ぐため、等々。
私は自分で行動を起こす前にしっかり考えることが大事、と思っています。まず行動を起こせ、という教えもありますが私は考えた上で『まずは行動を起こす』という結論になる、というように解釈しています。少しでもリスクを減らし、上手くいかなかった場合のフィードバックを得られる、というプロセスを踏めます。
話しが逸れましたが、単に規則を守る、法律を守る、というだけではなく、何故その規則、法律が出来たのか、を考えると本質的に良心に沿った、価値観に沿って、かつ規則や法律を守る行動を取ることが出来ますね。そういった中で周りの人から信頼される行動原理が出来上がってきます。
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