たまたま観ていたYoutubeで興味深いことを話していました。
タイトルにもある『べき乗則』について、です。分かりやすいように、というか自分が説明しやすいようにゴルフをベースに触れてみます。といってもほんの触りだけです。私自身かなり興味が沸いたのでそれに関する本を購入してみました。それを読んでから深掘りしてみたいと思います。
何かを始める際(今回の例え話しではゴルフ)、一か月練習すると最初に比べてかなり上達します。全くボールが当たらなかった人が週に2~3回、一か月練習を続けるとボールに当たるどころか飛距離も伸びるし、曲がり幅も少なくなるでしょう。
スコアで行ったら練習無しでラウンドしたら150くらいだったのが1か月の練習後にいは120を切れるなんてこともしばしばあります。
では、更に一か月(最初の期間の2倍)続けたらその倍上達するか、といったらそうではありません。
同じほど上達しようと思ったら2倍ではなく、2乗の時間、もしくは時間が掛かるというものです。つまり、1か月の2乗は1か月ですが(笑)、30日の2乗で言えば900日、掛かるということです。一か月で上達した分、更に上達しようと思えば2年半近く掛かる、ということです。もちろん、どこかに上限はあるでしょう。ただ、150から120へ改善したスコアから90台を出すためには2年半くらいかかる、ということです。
で、大抵の人はその後のなかなか上達しない状況に対して嫌気がさしたり、「自分には才能がない」「自分には合っていない」と思って努力を継続せずにやめてしまいます。
努力した分だけ成長する、というのは確かなのですが、それは時間や回数に正比例するものではありません。べき乗則、ということで2乗、3乗に比例するのです。
『継続は力なり』『今の努力は5年後に花開く』『石の上にも3年』など、継続を促す言葉は多いです。ただ、その時間はべき乗則に従うもののようなので思いの外長い、と感じるかもしれません。
努力の途中、成長しないなぁ、進歩がないなぁ、前よりも下手になってる?なんて思うことは多いと思います。そんな時はべき乗則を思い出して気持ちを強く持って努力を続けていきましょう。
コメント