このタイトル、これまで何度も使ってきましたし、この手の内容にも触れてきました。
先日、ちょっとこれに関して思ったことがあったので備忘録として触れておきたいと思います。
ある程度の年齢になって成功している人、成果を上げている人、高いパフォーマンスを発揮している人はいます。高校野球で甲子園に行ってプロ野球のドラフトに掛かる人、東京大学に現役に入学する人、ゴルフで10代のアマチュア時代にプロの試合で優勝してしまう人。
程度の差はあれど、そういう人はそこまでに通常の人には考えられないような努力、それに時間を費やしています。時間を費やしている、ということは寝る間を惜しんで、など、他の人が遊んだりしている間にそのことに集中して継続して時間を費やしている、ということです。
ある東大卒Youtuberがその番組で「大学受験時にどれくらい勉強しましたか?」と質問されて、「大学受験時はそれほど勉強していないかなぁ?」とおっしゃっていました。てっきり他の人の何倍も勉強していて、それが本人的には大したことないかぁ、という趣旨で話しているのかと思ったら、幼少期から勉強が趣味で学校の勉強に先行して自分で勉強していたので累積の勉強時間が普通の人に比べて莫大ですが、大学受験時は普通、といったニュアンスでした。
高校3年間で、何なら高校3年生時に受験勉強で一日10時間勉強する人よりも小学生時代から毎日1時間勉強している方が累積時間ははるかに多くなります。これは努力して、親に勉強しなさい、と言われてすることではなく、自分の意志で趣味の一環で勉強していた、ということです。勉強に何かしら楽しみを見出してそれが趣味になった、ということでしょう。
野球選手で野球の練習に努力した人もいますが、あまり練習していないのに凄いパフォーマンスを発揮する人もいます。幼少期の頃から親の手伝いで重い荷物を運ばされたり、通学で毎日10㎞歩いていたり、などで強靭な身体が出来上がった、ということもあります。
幼少期の環境はなかなか自分でコントロールすることは出来ません。しかし、十分に年齢を重ねた今であればある程度自分で環境をコントロールすることが出来ます。出来ていない、と思っていてもその慣れ親しんだ環境(職場、家庭など)で知らず知らずに培われた、強化された何かの部分があるでしょう。意識せずに継続して続けていたことに寄って強化された部分って結構な強みになっています。
それを生かしてこの先の人生を生きてみる、というのも楽しい人生の過ごし方かもしれませんよ。そんな自分でも気づいていない自分の強み、一緒に探してみませんか?
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