私は『手段と目的』を常に意識するようにしています。

ゴルフの練習、誰かに頼まれた仕事、何かしらの行動を取る時はそれが何を目指しているのか(目的)、その行動自体は手段なのか、目的なのか、などです。

たまに仲間同士でその月の”目標”を言い合ったりするのですが、

①売り上げを〇〇%上げる、②体重を〇〇㎏落とす、という感じの目標の人もいれば、③本を〇〇冊読む、④毎日〇〇㎞走るなどの人もいます。

所謂、結果目標と行動目標、というやつ(?)ですね。その目標を達成したあかつきに得られる何かが”目的”になります。

手段

例えば、①の”売上を〇〇%上げる”と言う目標は、結果目標です。それを達成するための行動が出てくるんですが、それが”1日〇件のお客さんにコンタクトする”、”〇〇市の調査をする”など結果目標に繋がる行動を考えて実行していくわけです。私にとってはそれは行動目標、というよりも単なる”タスク”と言う感じです。そのタスクを実行していれば自動的に結果が出る、というレベルの行動、タスクにまで落とし込んでそれぞれに対していつまでにやる、ということを決めます。その行動は極端な話し、何も考えず頭の中を空っぽにして実行できるようにします。このタスクが私にとっての”手段”です。ここまで落とし込まないと手段”一つ一つにプレッシャーがかかりませんか?

”タスク”まで落とし込んでおくと、結果は自然についてくる、という感じになりますね。

行動目標

手段”との違いは何?と言う感じですが、自分としてはその人の気持ちの持ち様かと思います。”手段”は淡々とこなすレベル、タスクにまで落とし込んだもの。”行動目標”はそれ自体が気合を入れて(?)取り組まなければならない感じですかね。上の例で③の”〇〇冊本を読む”という目標だと、普段本を読む時間すらなかなか取れないからその時間を取ること自体がまぁまぁハードルが高いのかもしれません。その行動目標の目的に寄って取り組む意気込みやハードルの高さなどは変わってきます。「達成出来なくても仕方ないか」と思ってしまう目標になりがちな気がします。本を読んだ結果、知識を得たいのか、本を読む習慣をつけたいのか、速読法を身に着けたい、等々行動目標による結果を明確に意識できなければ絵に描いた餅になりかねません。

結果目標

結果目標”は行動そのもの、”Do“よりもどんな”姿/状態”になりたいか”Be“を明確に意識します。本当はそのための行動が”行動目標”になり、”手段”になります。現状に関係なく、未来をイメ―ジすることは自由です。妄想、とも言いますが(笑)。ただ、イメージしないことにはそこへの過程は出てこないし、その結果にはなりません。イメージし、宣言し、行動することが”結果目標”を達成することに直接つながります。

目的

ここまで色々述べてみましたが、つまり、”結果目標”が”目的”になりますね。というかなり近いものですね。厳密には違うのかもしれません。

コーチングでセッションする場合はこの”結果目標”を明確にイメージし、モチベーションを上げてもらいます。その”目的”意識の高さがモチベーションになるので”結果目標”から”目的”の強さを導いていくこともあります。その上で現状とのギャップをはっきりさせ(それが課題)、そのギャップを埋めるための行動を引き出します。

まとめ

色々な機会に目標を立てることがあると思います。新年だったり、新学期、新年度など。言わされる目標もありますし、職場の面談で査定に関わる目標もありますが(笑)、自分の心に秘めた目標は”結果目標”でありたいですね。心に秘めた目標は口に出して初めて達成したい、と思うようになります。周りの親しい人に伝えにくい場合は”コーチ”に宣言して背中を押してもらうのも自分を革新する手です。

 

何か変えたい、変えなければ、と思っている方、是非一緒に考えて行動してみませんか。

 

私も過去の経験を踏まえて、現在自分を変えたい、と思っている方をコーチ、メンター、カウンセラーとしてサポートさせていただいています。目標はあるのになかなか変われない、続けられない、という方、是非一緒に取り組んでみませんか。お気軽にお問い合わせください。

こちらでも軽く自己紹介しています。⇒GCSコーチ検索コーチ探せるSocial Coach事業継承専門ネットTruly App

Xでも軽く呟いています。

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コメント

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