表題の通り、ゲシュタルト療法というものを少しだけ感じてきました。
私のメンターコーチ主催でゲシュタルト療法の勉強会を開催してくれて、ゲシュタルト療法セラピストの方による概略説明とクライアント(ゲシュタルト療法ではワーカー、と呼ぶらしい)によるセッション(ゲシュタルト療法ではワーク、と呼ぶらしい)が行われました。
ゲシュタルト療法とは、所謂セラピー、心理療法です。興味ある方はググってみてください。こちらからもある程度は分かるかと思います。
コーチングで大事なのは如何にそのクライアントさんの「本当にしたいこと」を見つけるか、かと思います。コーチが質問を投げかけながらクライアントさんが脳内を巡らせて本当にしたいことを見つけていくのですが、口から出たことが本当にクライアントさんにとって「本当にしたいこと」ではない場合があります。
まして、職場で上司と部下の面談、1on1だと部下はなかなか本音、本当の事を言えないですよね。上司としては良い感じの言葉を聞き出して安心したい、となってしまうことが多々ありますが、部下としては言わされた感があったり・・・。
あ、話しが逸れました・・・。
クライアントの「本当にしたいこと」を見つけていくには言葉になっている部分だけでなくて、その奥に潜んでいる感情や潜在意識まで見ていくことが大事で、ゲシュタルト療法はそこに役に立つ印象です。
ゲシュタルト療法という言葉自体はほぼ初めて聞きました。ただ、自分自身がセッションする際、相手と会話する際に気を付けているコトとは大体同じです。相手に寄り添って共感しようとすると言葉尻を捉えているだけでは難しいです。それをもっとスキルとして体系化だてられているのでより上手く本心や潜在意識にアクセス出来るかと思います。
ICFの倫理規定ではコーチングとセラピーは違う、コーチングセッション内でセラピーのような応対をしてはいけない、と規定されています。実際のセッション内でそのようなやり取りがあるとACCなどの申請では大きな減点対象になります。
実際のセッションではある程度コーチに心理学、セラピーの心得があった方が良いと思います。実際セッション内で活用するかどうかは別にして・・・。
クライアントの深層心理にまで踏み込んで本心でやりたいこと、なりたい姿、それらに対するメンタルブロックなどを全て吐き出してもらった上でそこを認めるとその後の思考、行動が全然違います。モチベーションが違います。
ちなみに今回ゲシュタルト療法勉強会の講師をしてくださった方はこちらの方です。興味があればアクセスしてみてください。
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