
組織の中で活動していると、具体的に言うと、会社の中で仕事をしていると、色々と課題に気付いたり見つけたりすることは良くあります。「なんでこんなことしているんだろう?」「こうすればよいのになぁ」などなど。目的意識の高い人ほどそのように思うのではないでしょうか。
それは決められた作業方法であったり、組織体制であったり、社内の奇妙(?)な規則/ルールだったり…。
自分の裁量で改善出来るのであれば、自分の責任において改善しても良いでしょう。ただ、そうもいかない場合の方が多いでしょう。
そんな時は一歩引いて考えてみましょう。なんでこんな作業方法なのか?何故こんな組織なのか?なぜこんな規則/ルールがあるのか?

規則/ルールについては過去に何かしら大きな事故があってそれを再発防止のためにルールが出来た、ということもあります。滅多に起こらない事起こりようがないことであっても一度何かしら起こってしまうと再発防止策を講じなければいけませんし、一番すぐに出来るのが規則/ルール策定です。安全衛生面では階段を歩くときにちょっと踏みはずしてケガした人がいると労災になりますが、その再発防止として出来たルールが『階段昇降時はかならず取っ手を持つこと』なんてルールがある企業もあります。しかも、たまにそれを守られているか、監視する人がいたりします。
また話しが逸れました。作業方法などでも同様のことが考えられますね。
組織体制などは、色々考えられていることがあります。適材適所がベストですが、その適材適所というのは立場によって異なります。例えば、本人が考える適材適所、管理職が考える適材適所、経営者が考える適材適所は異なります。

組織が大きければ大きいほど経営者が組織体制決めに関わっていることがあります。その場合、個人レベルの適材適所だけではなく、会社全体でのバランス(優先順位)、その組織の意義、目的、目標、将来的な人材育成案、対外部、対社会など、非常に多くのことが絡んできています。それは個人の、管理職が考えられるレベルを超越していることがあります。
何かしら、課題を見つけたり、疑問を感じたりした場合はなるべく上位職制の方に聞いてみましょう。個人レベルでは考えられない視野の広さ、配慮で今の組織になっている場合があります。こういったことは背目目をしっかり理解する上でも非常に大事ですし、自分自身に高い視点で物事を考える、捉える、判断するのに非常に役に立つようになります。

以前、オムロン株式会社に49歳で社長に就任された山田氏は就任会見時にインタビュアーから質問された際、『管理職時代から常に「社長だったらどうするか?」と考え、判断していたのでこの歳で社長になることに不安はない』とおっしゃっていました。オムロンのような大企業に49歳で社長に抜擢されるのは大変珍しいことです。常に会社全体、もしくは社会への影響度合いを考えながらモノゴトを捉える、判断する、という習慣をつけておくと自分を大きく成長させるきっかけにもなりますので、意識してしてみては如何でしょうか?
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