ゴルフはメンタル?

ゴルフの対外競技に出るようになって、ゴルフのレッスンも時々受けるようになりました。レッスン受けて練習すればスイングは良くなるし、良い球を打てます、練習場では。ただ、実際のラウンド、競技では思ったように打てることの方が少ないですね。ゴルフやる人あるある、だと思いますが。少しでもラウンドで練習に近いスイングができるように、近い球が打てるようになるためには色々なアプローチがありますが、その時の私はメンタルに目を付けました。まぁ、もちろん、決してメンタルだけではないことは分かっていましたが・・・。

アファメーション

当時、ゴルフを習っていた方から紹介を受けて読んだ本がこちら、『アファメーション』。オリンピックで金メダルを乱獲したフェルプス選手やタイガーウッズ選手も学んだといわれる、ルー・タイス氏による本です。自分は仕事での特性上、ダメだった場合のことを考えて二重にも三重にも安全策を取る、成功した時の嬉しさよりも失敗した時の被害を小さくすることばかり考えていました。ゴルフで言えば、ショートパットを入れるために真っすぐちょっと強めに打つのか、外した時のことを考えて距離合わせを先に考えて結果的に届かない、とか・・・。池越えでミスヒットした時のことを考えて大きめのクラブを持ったらちゃんと当たってグリーン奥のバンカーに入って、とか。アファメーションとは、ポジティブな言葉で宣言をすることにより、潜在意識を塗り替えて自分自身を変えていくことですすが、私の考えとは真逆・・・。この本を読んで、このような考え方を少しでも身に着けて実践するためにコーチングを勉強しよう、と思いました。

コーチングスクールに通ってみる。

ネットで検索してまず「コーチングとは?」から始まって、お試しで近所のコーチの方のセッションを受けてみました。たまたま検索して見つかってその時にお手頃なお試し価格を出されていた方がいたので。名古屋城近くの立派なホテルの喫茶店で対面セッションです。特に悩みやテーマがあったわけではないのですが、せっかくですのでアスペルガー傾向のあるT君について、相談しました。30分くらいの予定が1時間以上に及び、なんかもっと話したいなぁ、という気にさせられたことを覚えています。内容はここでは伏せますが、こんなに気持ち良く話ができるのであれば自分ももうちょっと学べばゴルフのメンタル面だけでなく、色々な人とのコミュニケーションに役立つ、自分への投資に良いんではないか、と思い、これまた近所のコーチングスクールの体験講座に行ってみました。

コーチングの考え方、スキルもさることながら実践的ですぐにでも使って効果を感じられるのもあってあっという間(?)にそのコーチングスクールを卒業してしまいました。いわゆる、認定コーチです。更に、そのスクール内で開講されている心理学、国際コーチング連盟まで取得しました。ゴルフにメンタルに役立つか、と言われれば直接的はないですが、心理学は役に立ちますね。あと、初対面の同組の人と話をする際にも上手く会話ができる、というか・・・。むしろ相手に気持ち良く話してもらってしまうので自分よりも相手がパフォーマンス上がっていたかもしれません(笑)。

ゴルフでも活用してみる。

考え方自体は結構活用できます。アファメーションのような考え方を重要なショットの前に自分自身に問いかけたり、練習するにも自分へのセルフコーチングをして自分を追い込んだり、メニューを考えたり。

ラウンド時も同組なったちょっと苦手だった人とも上手く会話できるようになったり、できなければ上手くかわせるようになったり。周りに影響を受けることはなくなりましたね。ゴルフのスコアには直結しているわけではないですが、メンタルだけではない、ということですね(笑)。

仕事でも活用してみる。

仕事でのメンバーとの関わり方、指導の仕方、他部署や取引先との関わり方、などこちらの方が効果は高いですね、色々な意味で。チーム内の雰囲気も良くなるし、成長株の子はますます成長する、そうでない子の接し方で悩んでいたのも悩まなくなりました(自身へのセルフコーチングにて)。悩まなくなった、というのは語弊がありますね。悩みが減って、リカバリーも早くなりました。もちろん、仕事以外でも初対面の人、初見の人との会話も怖くなくなったし、すぐに気持ちよく会話してもらえるようになりました。コーチングのスキル、というよりも自分自身の骨身にそのスキルが刷り込まれて意識せずともそのようにコミュニケーション取れるようになったんだと思います。

副産物

コーチングを学ぶことの想定していなかった副産物を紹介して締めようと思います。まず、人脈が広がった、ですね。会社内にいるとどうしても似たような価値観になった人との絡みが増えますが、スクールを卒業する前にセッション練習をさせていただいた人たち、卒業後に勉強会等で知り合ったOB達など、色々な業界から色々な価値観を持った人と接することが出来て非常に良い副産物でした。会社では会社の肩書がありながら接する人が多かったですが、そういうのがなく、フラットな関係だったのでなお良いです。

自分自身の考え方も大きく変わりました。メンタルが強くなった、というよりも自分でメンタルをコントロールできるようになりました。これはコーチングを学ぶことで相手の話すことを上手く受け入れることが出来る、ということですね。受け入れる、ということは受け流すこともできる、ということです。

こちらでも軽く自己紹介しています。

https://www.c-sagaseru.com/ross-isshiki

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