人手不足、ということもありますが、自分の組織、チームで辞めていく人が多い、ということに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

もちろん、辞めていく人には色々事情があってその組織長ではどうしようもないことも多くあります。まずはそういったことで悩んでいる組織の長、管理職の方にちょっと考えてもらいたいことがあります。組織の長になるにはまぁまぁ長い間その組織にいて選ばれて長になった方が多いと思います。そういった方は、

『何故自分はここまで辞めずに続けたんだろうか?』

と自分に問いかけてみてください。

例えば、

・この会社は給料良いし、辞めたら収入下がりそう。

・家から近くて通いやすい。

・居心地が良い。

・いつかは社長になりたい。

などなど。

改めて考えてみてください。辞めるに辞められなくて仕方なしにいる、という方はその組織の長や管理職にはなっていないでしょうから・・・、課長くらいまでにはなれるかな?

辞められない、辞めたくない、続けたいなど、ポジティブな面、ネガティブな面を色々考えてみてください。

実際に辞めていく人に組織の長として話しを聞くとあまりネガティブなことは言ってくれないでしょう。上司が嫌だから、会社が不安だから、など。自分が辞める時も本当の本音は会社にいは伝えていません。『それ言われたら止めようがないよな・・・』と思われるであろうことを伝えます(笑)。だから、辞める人も理由というのは意外に役に立ちません。

ただ、第三者として聞くと大抵は会社、組織、上司への不満です。人間関係だけではなく、戦略がおかしい、(その人にとって)無意味なことを無理矢理やらされている、など。。。。

色々考えてみて、明確に自分が続けられた理由がある人は少なくともそれの逆をやってはいけません。辞めさせたくなければ。

もちろん、価値観は多様なので自分の理由が他の人に当てはまるとは限りませんが。

 

私はシンガポールでのマネージャー時代、日本での管理職時代、前後、周囲の組織に比べると辞める人は少なかった方だと思います。全社で職場力アンケートなどを取っても全社的に高得点でした。人の出入りが激しい海外の職場で辞める人が少なかったのは不思議ですね。給料も他社に比べると安いし、場所もちょっと街中からは郊外でした。ま、シンガポール時代は何も考えずにやっていましたが。

昔は終身雇用が基本で一度入った会社は定年まで勤めあげることが多かったですが、今は海外のように自分で転職を重ねながらステップアップしていく人が多い時代です。仮に嫌で辞めても代わりになる会社はいくらでもありますし、働き方も正社員、派遣、フリーランスなどいくらでも選べます。辞めていく人が辞めやすい時代ですので続けてもらうためにはどのような魅力を感じてもらうか、ですね。

 

何か変えたい、変えなければ、と思っている方、是非一緒に考えて行動してみませんか。

私も過去の経験を踏まえて、現在自分を変えたい、と思っている方をコーチ、メンター、カウンセラーとしてサポートさせていただいています。目標はあるのになかなか変われない、続けられない、という方、是非一緒に取り組んでみませんか。また、簡易的なメンタルサポート、レッスンも始めました。詳しくはこちらをご覧ください。

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