どんな分野でもそこで抜きんでようと思えばそれなりに自分を追い込む時間というのは必要でしょう。
どこかで触れましたが、10,000時間の法則、がありましたが、それくらい時間を費やさなければならない、ということです。ただ、本職(?)の人であれば丸一日フルにそれに時間を費やすほど自分を追い込むでしょう。
昨今、『無理して身体を壊したら元も子もない』『無理して事故を起こしたら大変』という風潮があります。
そうしたことを防ぐために労働に関する法律や規則などが出来て、そのまま自分を追い込むことはなかなか出来ません。つまり、自分を追い込むほど自分に負荷をかけるのは悪いことだ、と言われています。
もちろん、無理をする、追い込む、ということを美化するつもりはありません。度が過ぎれば身体だけでなく心も病んでしまいます。
ただ、一皮剝けようと思えばそれなりに追い込み、そこからしっかり回復することが必要です。
筋トレなどで身体を変えたい、パワーを付けたいと思ってトレーニングに励む方は多いですが、(良いか悪いかは別にして)徹底的に身体を追い込んで今の筋肉を壊し、しっかり休息して新しい筋肉を再生させなければなりません。
自分でそこまで良い感じ、本当に(心が)壊れる寸前まで追い込むことはなかなか難しいです。追い込んだつもりで実は全然物足りなかったり、やり過ぎてしまったり・・・。
心が病む直前まで自分を追い込むと実力、自信が付きますし、その結果、心も強くなります。そのような経験を一度でもこなしていると一生の財産になります。
誰にでもそうした方が良い、とは思わないので積極的に勧めることはしませんが、こういった考え方で自分を成長させている人、革新している人がいる、ということは心の片隅に置いておくと良いと思います。
最後にシドニーオリンピック金メダリスト、マラソン選手である高橋尚子さんの言葉を幾つか紹介しておきます。
『いままでにいったい どれだけ走ったか… 残すはたった42キロ』
『新しいことをやるのは危険だと忠告されましたし、 バッシングもされました。でも、私たちが欲しいのは常識の中で得た結果ではない。』
『人以上やって人なみ。 人の倍以上やってようやく…。』
『長い階段を一気に上がろうとすると、途中でへばってしまう。でも一段ずつ 確実に上がっていけば、時間はかかっても頂上まで上がることができる』
『選手にケガをさせるほど練習させるのは良くない。それは当たり前です。でも、みずきちゃんとよく話すんですが、「この練習をしたら怪我をするかもしれない。でもやらないと世界と戦えないとしたらどうする?」って。私たちは迷わず、怪我をしてもいいから突き進む道を選びます』
このように考えられて且つ行動に移せる人はかなり少数派だと思います。
私も過去の経験を踏まえて、現在自分を変えたい、と思っている方をコーチ、メンター、カウンセラーとしてサポートさせていただいています。目標はあるのになかなか変われない、続けられない、という方、是非一緒に取り組んでみませんか。また、簡易的なメンタルサポート、レッスンも始めました。詳しくはこちらをご覧ください。
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