世の中、どんなことであっても大抵MajorityとMinorityに分かれます。多数派と少数派、ですね。
好みであったり、価値観、考え方であったり、と。
どちらが良い、悪いではないですが、自分自身がその分野等において多数派なのか少数派なのかは知っておくことが何かとメリットがあります。
ビジネスにおいて・・・
ビジネスにおいてはそのターゲットはMajority、多数派に置いた方が良いでしょう。単純に売れる数が全然違います。例えモノがであってもその訴求の仕方を変えるだけで全然売り上げは異なるでしょう。よくマーケティングの世界でも語られますが・・・。
例えば、新しいタイプのテレビが開発されて販売される際には『映画館のような迫力!』とサイズをアピールするのか、『環境に配慮した省エネ製品!』とアピールするのか、『同サイズで従来品の80%の価格』とアピールするかで訴求するターゲットは異なります。問題はその消費者の中でテレビに求めるモノがサイズ/迫力なのか、価格なのか、省エネ(電気代?)なのか、何がその時代の多数派なのかをしっかり見定めて訴求ポイントを決めることです。
オリンピック前であれば迫力の映像が求められるでしょうし、物価が上がっている、景気が低迷している時期であれば価格でしょうし、欧州メインで販売したいのであれば省エネが訴求ポイントになるかもしれません。また、原油高や発電所からみで電気代が上がっていれば省エネはポイントかもしれません。
組織において
組織、チームになると色々な考え方、意見が出てきますが、ここではそれらをまとめる立場の人のことで考えてみます。
良く多数決を取ったりしますが、単純に数だけで決めてしまうと危ないこともあります。少数派の意見もしっかり聞く、議論できる空気を普段から作っておかなくてはなりません。
Yesマンだけで固められたチームはそのトップの人が余程優秀でないと結果は出ませんし、長続きしません。
多様性を認めなければならない現代、少数派も認める雰囲気をチーム全体にもたらせられるようなリーダーでありたいですね。
その道を究める
大層なサブタイトルですが、どんな分野でも超一流の人、というのは普通の人とは異なった考え方、行動をしています。人と同じ考え方、行動では抜きんでることは出来ません。つまり、Minority、少数派ですね。
新入社員時に同期が30人いて、その中から係長、課長、部長、役員、社長まで昇進していく中で同期だけではなく、前後(上下?)の人達よりも抜きんでていなくてはなりません。
現在は労働基準法や36協定、コンプライアンス、SNS上での評判によって表向きにはなかなか他の社員の人よりも抜きんでた労働をすることは難しくなっています。少なくとも他の社員と同じ考え、条件で仕事をしていても同じような結果しか出ません。
私の趣味であるゴルフの世界であっても平均スコアが100前後の人と70台前半でいつも回っている人では考え方が全然違います。ゴルフ雑誌やレッスン本では多数派である100前後のゴルファーをターゲットに掛かれているコトが多いです。その方が売れますからね(上のセクションを参照)。自分が90台のスコアを目指しているのであれば良いですが、80台前半、70台を目指しているのであればそれらの多数派とは違った考え方、行動をしなくてはなりませんね。
まとめ
自己革新ドットコムでは自分を変えたい人を支援しています。その場合、まずその人の考え方を掘り起こしてみます。他の多くの人と同じような考え方であればそこをちょっと変えて、逆転の発想なども顧みながら少数派になってみるだけで行動に繋がってきますし、結果にもつながってきます。
日本では協調性、調和性を重視された教育、というか考え方が良しとされています。それはそれで大事です。
が、本当に自分がその分野で成功したい、と思えばちょっと違う考え方をしてみるのも良いと思いますが、実際はある程度大人になってからだとなかなか抵抗感があります。所謂メンタルブロック、ですね。
そういったものを払拭するお手伝いもさせて頂いていますのでご興味ある方はぜひ気楽にお問い合わせください。
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