現在進行形の行動の中で目標達成を諦めなければならない状況は結構あります。
ゴルフの例ですが、90切りを目指している中で、最初の3ホールで7オーバーとか。一般的なコースであれば90といえば全ホールボギー(+1)のペースです。最初の3ホールで5オーバー、ということはダボ、トリ、ダボ、のような感じなので。結構心が折れますね。もちろん、これ以降、ボギーを取りながらもパーを5つ取れば90です。恐らく無理ではないでしょう。
ただ、最初の3ホールでダボやトリが出る、ということはショットやパットもそれなりに荒れているのでそれ以降、パーが取れる気がしないかもしれません。
さて、ではそれ以降どうするでしょうか?もう諦めてしまうのも何となくもったいない。やはり、長期的な目標を持っていると良いですね。そのラウンドで90切りは難しいかもしれませんが、年間ラウンドで90切り、という目標を持っていたら各ラウンドで少しでも良いスコアでラウンドしておきたいものです。その日のラウンド、それ以降頑張って95で回るのと以降も収まらずに100以上になってしまうのでは年間平均スコアへの負担は全然違ってきます。95であればそれ以降89を5回出せば平均90です。ただ、一度100以上打ってしまうとその89も10回以上、90以上は打てません。次回以降のラウンドでもどんどんプレッシャーが強くなってきます。
なので、普段の1ラウンド1ラウンドを大事に、例え大叩きしてしまうホールがあってもそれ以外のホールは大事にゴルフをすることが大事です。
目標としては3ホールで7オーバー、それ以降の15ホールはボギーペースを目標にすると良いでしょう。トータルは94になりますかね。やはり、最初に上げた目標スコアのペースを維持するようにしたいものです。結果的にパーが何ホールが取れて90で回れてしまうこともあるでしょう。元々90狙いの方であればむやみにパーを狙うとダボが出てしまうこともあるでしょうから自分にプレッシャーをかける必要はないと思います。
トップアマ、ローハンデの方と一緒にラウンドしているとどんなに調子が悪い時でも、競技や試合ではないラウンドでも最後の最後まで本当に気の抜かずに真剣にやっておられます。目標はスコアだけではありません。こういう調子、体調の時にどういうショットが出るか、確認しておく。気の合わない同伴者がいた時に自分の心の持ち様を確認しておく。意図しないショットが出る時に全身のセンサーを敏感にして身体の動きを感じ取る。などなど。こういった心掛けがいざ本番、試合、競技などで活きてくるのでしょう。
ゴルフを例にしましたが、他のスポーツ、仕事であっても自分の今の実力や環境踏まえて最適な目標を立てるコト、立て直すことは自分の継続的な成長のためには非常に大事です。会社などで上司が絡む場合は新たな適正な目標設定を出来る様に日頃からコミュニケーションをしっかり図ること、自分の能力を冷静に把握しておくことが大事になります。
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