さて、続き。
と言ってももうそれほどありません。先回の最後に触れた、
『若いうち、中堅社員のうちから資産をためる、経験、スキルを増やす、ということを考えながらその組織での仕事に打ち込む、というのも一つの考え方です。組織に属していながら組織に依存しないための生き方、ですね。仕事そのものを『刃を研ぐ』手段にする、ということです。』
について、です。
仕事は基本的に与えられるものが多いです。あれをやれ、これをやれ、仕事によってはノルマがあったりもします。やらされ感のある仕事ってなかなか楽しい、とは思えないです。その結果が給料に反映される、などのインセンティブがあれば頑張れると思います。ただ、ここで触れるのはそういうものではなくて、『将来の自分への投資』、という観点です。
ここのブログでも良く触れる『人はものごとによって悩むのではなく、その受け取り方によって悩むのである(エピクトテレス)』の考え方が出来るかどうか、がまず最初です。
会社、上司から与えられた仕事を黙々とこなすのか、自分なりに目標を設定して取り組むか。自分なりに目標を設定して取り組めば、自分への投資も必要になります。会社から研修、教育を与えられることもありますが、それ以外に自分でもっと早く、効率よく、高い結果を出せる様に自分を磨く、自分へ投資することで他の人とは差別化することが出来ます。
また、「自分のありたい姿」⇒「そのための行動案を計画」⇔「目標設定」⇒「行動(他人から見ると業務外の努力)」⇒「パフォーマンス向上」⇒「目標達成」のスパいるを体験できます。目標達成して給料、収入が増えれば更に自己投資して自分のパフォーマンス、スキルを上げることが出来ます。
昨今、働き方改革の流れで業務外の仕事ができない、休みを取らなければいけない、などの制約があります。労働弱者に対しては効果的な流れですが、将来の自分への自己投資を考えたら他の人と同じことをやっていてはダメかもしれません。ただ、それを他人から強制することは出来ません。自分でどう考えるか、どう行動に起こせるか、に掛かっています。
ここに触れた考え方は令和の時代、古いのかもしれません。一般的な考えとしては古いかもしれませんが、令和であっても極一部の一流の人はどう考えているでしょうか?
自分ら、昭和世代の人間がこうやっていた、という(苦労)話しは通用しないかもしれません。時代が違うとは言え、成功者、変革者らの考え方はそう大きく違わないと思いますが如何でしょうか??
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