4月です。新しい生活、職場になった人も多いのではないでしょうか。
新しい環境に向けて色々モノを準備している人も多いでしょう。一方、これまで所持していたものが不要になり捨てる、断捨離する人も多くいるのではないでしょうか?
モノの断捨離
新しいモノを入手したら古いモノは捨てないと収納するところがなくなってしまいますよね。スペースに余力があれば良いですがそれまで目一杯の生活をしている人にとっては余力はないでしょう。モノの断捨離は使わなくなったもの、衣装であれば着れなくなったものなど断捨離する判断はしやすいですね。
今回は断捨離は断捨離でもモノの断捨離ではなくてコトの断捨離に触れてみたいと思います。
コトの断捨離
なんのこっちゃ?
新しい環境に対してスペースに余力が必要なのは何も部屋のクローゼット、収納スペースだけではありません。
時間の断捨離
人には1日24時間しかありません。新しいことを始めると24時間の中から工面しなければいけません。
新しい環境で新しい習慣を始めるとなるとこれまでの何かの習慣を捨てなければなりません。これまでの習慣を見直し、完全にものになっているものは断捨離しても良いかもしれません。もしくは、効果がなくてなんとなくルーチンになってしまっているもの。これまでの習慣を見直してみる良い機会かと思います。
もしかしたら職場が遠くなって睡眠時間を減らさなくてはならないかもしれません。
また、新しい習慣も少し様子を見て効果が薄ければさっさと切り捨てて修正していかなければいけません。新しい環境になれるだけではなく、自分のリズムを作るためにも新しい習慣も絶えずウォッチして自分にフィードバックしていきたいですね。これを素早くできるかどうかが新しい環境で成果をあげられるか否かのポイントになりますが、ここの判断力を磨いていきたいですね。
脳内の断捨離
脳のサイズにも限界があります。何かを取り除かないと新しいものを入れられないかもしれません。
分かりやすいところで記憶力ですね。ルール、規則、手順など新しい環境で覚えることはたくさんあります。人間関係もそうですよね。土の人が判断する人、決断する人なのか。誰が親切、面倒見が良いのか。誰が嫌な奴なのか(笑)。しっかり見定めて覚えておかなくてはなりません。
人間関係ですが、それまでの人間関係もある程度断捨離が必要です。自分にとって効果的な方との関係はしっかり残しつつ、そうでない人に対してはきっぱり切るのか、徐々にフェードアウトしていくのか。そうでない人にいつまでも引っ張られる、振り回されるのは決して意味のあることではありません。
雇う側の人にとっては人は固定費。その固定を効果的にするためには・・・。
双方にとって効果的な人間関係は分かりやすいと思います。一方、
- なんとなく義理で付き合っている人
- 忖度で付き合っている人
- 損得勘定で付き合っている人
というのはその先どうするのかしっかり自分で見き分けて決断したいところです。
まとめ
新しい環境になるとそれまでのモノ、コトを一層して新しい自分を築くチャンスです。
思い切ってそれまでの自分から脱皮してみるのも手ですが、それまでの自分を育んできた、サポートしてきたモノ、コトを断捨離しなければならない場合はその前に一度しっかり自分を振り返ってみて上手く行っても上手くいかなくてもどう捉えられるか、というストーリーを作っておくと良いと思います。
先日も触れた、敢えて遠回りすることも受け入れつつストーリーを作れると自分へのプレッシャーも減って良いですね。
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